アメリカ人の父親と日本人の母親。東京の狛江で生まれて、アメリカと日本を行ったり来たり、外でやんちゃに遊びながら、家にいるときは絵を描いたりお母さんから手芸を習ったり。ガラス粒のビーズを使って、ネックレスとかブレスレットとか、自分で身につけるものは結構自分でつくっていました。

アメリカと日本、二つの国の「言葉」だけじゃなく「気持ち」もわかるところを生かして、アメリカからモデルさんを招聘するコーディネーターの仕事に就きました。子どもが生まれて仕事を辞めて、子育てとか家のこととか忙しくてやっと少し落ち着いて、本屋さんでふと手にしたビーズワークの洋書。小さい頃、自分でもビーズで手づくりしていたことを思い出し、「ちゃんと習ってみよう」と、アメリカまで勉強に行きました。

ビーズワークは、色の組み合わせと素材の組み合わせで、でき上がりは無限大です。自由に好きな物をつくりたくてお世話になったスクールから独立したのですが、そのときのご縁で、日本ではなかなか手に入らないビーズの素材をアメリカから取り寄せています。

手しごと市に出展するようになったのは、東京ビッグサイトのイベントでフライヤーを見たのがきっかけ。他の出展者さんが、買ってくださったビーズを「ネックレスにしてみました」「ピアスにしました」「かんざしにしました」って、わたしが選んだ素材に新しいいのちを吹き込んで作品にしていただけるのが本当に嬉しいです。

(2014年 夏号)